そもそも仮想通貨とはいったい何？実際のお金と仮想通貨の違いや特長とは？

仮想通貨とは

仮想通貨と聞くと、実際のお金と何が違うのか疑問に思われる方も多くおられると思います。

普段使っているお金と目に見えない仮想通貨の具体的な違いとは何なのでしょうか？

実際のお金と仮想通貨の違いや、仮想通貨の特長についてまとめてみました。

仮想通貨と実際のお金の違いとは何？

実際のお金は国家や中央銀行が発行する物ですが、仮想通貨においてはそうではありません。仮想通貨は1つの国や銀行に依存している物では無いのです。

毎日の生活で使用する日本円は、日本銀行が発行しており、その発行量は政府の意向をくみながら、その国の中央銀行によって決められています。

国によっては大量に通貨を発行してインフレが起きる場合があります。反対に仮想通貨は世界で流通する量があらかじめ決められていて、インフレが起きづらくなっています。

仮想通貨は国家に依存しない通貨ですが、日本円やアメリカドルと交換する事が可能です。極端な話ですが仮想通貨は、国家が不安定になったり滅んだりしても価値が失われない通貨と言っても過言ではないでしょう。

仮想通貨と電子マネーの違いは何？

ここ最近では、スマートフォンやクレジットカードを使って電子マネーで支払いをする人が増えてきました。電子マネーも実際に現金の動きが目に見えませんが、仮想通貨と何が違うのでしょうか。

ここ数年で日本に浸透してきた電子マネーは、使用するためにはチャージが必要になります。現金をカードやスマートフォンにチャージをして、買い物のために使う事が可能です。

電子マネーと言うのは、あくまでも自分が持っている日本円を、お財布では無くカードやスマートフォンに入れただけと考えられます。しかし、仮想通貨はそれ自体が通貨なので、仮想通貨単体で使用する事が可能であると言えます。

仮想通貨にはどんな特長があるの？

仮想通貨は日本円や他の国の通貨に依存していないので、使い勝手が良いのが特長です。実際のお金だと、国と国をまたぐ国際送金の時に、レートが変わり送金手数料も結構な金額で掛かります。

仮想通貨の場合は国と言う概念が無いので、簡単に海外に送金が出来ます。インターネット上ですぐに送金が出来るために、手数料も実際の現金の送金より格段に安くなっている特徴があります。

海外へ送金する度に為替レートをチェックする必要もなく、高い送金手数料も払う必要が無いのは大きなメリットです。仮想通貨とは、国家と言う枠に依存しない自由な通貨の事を言います。

実際のお金と違って、その国の景気に通貨の価値が左右されないのが特長になっています。海外送金をスピーディに出来たり、送金手数料を安く出来たりするのも便利な特長と言えます。

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